活動報告

岐阜大学 垣内 俊彦

第9回九州新生児スクリーニング研究会 閉会にあたって

熊本大学大学院生命科学研究部小児科学講座 教授

中村 公俊

本日は私が「厚労省中村班報告と拡大新生児スクリーニング準備・実施の現状」の概要をご説明した後、澤田貴彰先生から「ライソゾーム病の新生児スクリーニング」、水上智之先生から「免疫不全症の新生児スクリーニング」、澤田浩武先生から「宮崎県における拡大スクリーニング」、そして羽田明先生から「脊髄性筋萎縮症新生児クリーニングの実施とその課題」について、それぞれお話をいただきました。

やはり疾患それぞれの課題がありますが、拡大スクリーニングという点で共通した課題、解決しないといけない問題点が多々あるなと思いました。それがこの研究会で順番にお話ししていただく中で見えてきたということが何よりの収穫だったと考えております。

本研究会は、年1回の開催ですが、その間にも、今日参加されている先生方を含め、多くの皆様と顔の見える関係で診療の支援、ネットワークの支援をしていくことを1つの大きな目的にしております。
お困りのことがありましたらぜひ声をかけてください。診療の実務的なこと、費用のことなども含めていろいろな形でのご支援、ご相談が可能かと思います。

また、今年はこのようなウェブでの講演会という形でしたが、来年になるのか再来年になるかわかりませんが、またぜひ皆様に熊本に来ていただいて、また皆様の顔を見ながら研究会を開催できればと思っています。
今日の講演は2時間半ぐらいになりました。長い時間おつき合いいただいてありがとうございました。ご感想、コメントなどございましたら、メールなどいろいろな形でお聞かせいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました。

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