活動報告

熊本大学 大学院生命科学研究部小児科学分野 中村 公俊

第9回九州新生児スクリーニング研究会 開催にあたって

熊本大学大学院生命科学研究部小児科学講座 教授

中村 公俊

  本日は「第9回九州新生児スクリーニング研究会」へご参加いただきましてありがとうございます。
毎年、皆様には熊本にお集まりいただいておりましたが、今回は新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、ZoomとYouTubeによるweb配信という形で開催することになりました。
もともと「顔が見える関係」を大切にして開催を続けてきた研究会ですが、遠隔での研究会も一つの形として良いのではないかと考え、これまでの顔が見える関係を残しながら、それに基づいて遠隔での研究会を試みました。
本日は88名の申込みをいただいており、例年に比べると全国いろいろなところから多くの先生方にご参加いただいております。
今日のプログラムは教育講演として、私から「厚労省中村班報告と拡大新生児スクリーニング準備・実施の現状」、熊本大学大学院生命科学研究部小児科学講座、澤田貴彰先生から「ライソゾーム病の新生児スクリーニング」、国立病院機構熊本医療センター小児科 部長、水上智之先生から「免疫不全症の新生児スクリーニング」、宮崎大学医学部看護学科基礎看護学領域 教授、澤田浩武先生から「宮崎県における拡大スクリーニング」、また、特別講演として、公益財団法人ちば県民保健予防財団 調査研究センター長、羽田 明先生から「脊髄性筋萎縮症新生児スクリーニングの実施とその課題」をお話しいただくことにしております。どうぞよろしくお願いいたします。

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